オトナのトキメキ美容コラム1
美容について思うことをつらつらと。
このCMご存知ですか?
わたしの大好きな「ダヴ」のコマーシャルです。
美しくなるパッチを貼ってその人の心境がどのように変化するか?という実験CM。
最後にどんでん返しがありまして、美容に携わるものとしてハッとさせられたのを覚えています。
Dove Patches Beauty is a state of mind 6mins
日本語字幕がついているのはこちらです。
アメリカ【感動CM】 美しくなる薬(病は気から) 【ダヴ】 Touching US Dove ad Patches
理論や成分にどれだけ詳しくなっても、対するお客様の気持ちを考えなくては何も変わらないんだと初心に戻るCMでした。
以来、思い出してはたまに見るようにしています。
美容に携わりたいなと思ったのは20代の後半に差し掛かったころ。婦人科系の病気で入院した時です。
同室の女性たちが明るく楽しく励ましあって、暗くなりがちな気持ちを盛り上げてくれました。
自信を無くしそうな病でも「大丈夫だよ、寄り添ってるよ」という人がいて、わたしもそんな存在になりたいと思ったからです。
当時はまだ珍しかった「アロマテラピー」の部屋も用意されていたのを覚えています。
医師や看護師にはなれないけれど、まだ勉強して身に付けることができるんだなと退院後にアロマテラピーの学び会社員をしながらタッチセラピー、美容学校にも通いました。
人に丁寧に触ってもらえると、気持ちが安らいで母乳に含まれる「絆ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが出るというのは随分後になって知った話。
今は事情があってお客様に触れることはしていませんが、ニューノーマルと呼ばれる世界の中で文章でも読んだ人にオキシトシンが出るような文章を書いていきたいなと思っている今日この頃です。