オトナのトキメキ美容コラム2
久しぶりに思うところをつらつらと。
パーソナルカラーのブルベ・イエベって誰が日本に持ち込んだんでしょう?
ご存知のかたいらっしゃいますか?
美容雑誌やインスタ、メーカー、とにかくどこを見てもブルベ・イエベの嵐。
発祥はアメリカという話を聞いたことがあります。
でも日本に持って来た人誰?
とにかくその人を正座させたいです、わたし。
だって、ブルベ・イエベに分けて季節で分けてって…
お肌の色がそれだけで分類できるわけないじゃないですか。
お肌の部位で違うし、毎日の体調でも変わりますよね。
結論から言うと「飽きた」の一言です。
布をかけてパーソナルカラー診断するときも「この色の方が似合います」的なことを言われると、「でもわたし、別の色のお洋服が好きなんで」って思ってしまいます。
ちなみに一応パーソナルカラー診断の勉強をしたんですけど、どんどん萎えていく自分がいて辞めました。
わたしは「イエローベースの秋」だそうです。
で、似合う色は茶色とかカーキとか。
でもパーソナルカラー診断の似合うメイクの色のオレンジや珊瑚を使うと逆にメイクが生えません。
沈んでしまうんです。勿体ない。
好きな色は紫、黒、白、ローズです。全然似合わないと言われている色のお洋服を着ています。
その色のお洋服に合わせてメイクはローズやパープルにします。
すると気分が上がります。もうそれで良し!
イエベ、ブルベに対するなんと言うか抵抗感を紐解いてみたら、幼少期の体験が思い浮かびました。
まず、小さい頃に紺色、ベージュの服ばかり着させられていました。
これはもう完全に母の好み。
華やかな色の子供服は一切なしで、ブレザーやプリーツスカートばかりでした。
さらに決定的だったのは、大叔母からの誕生日プレゼントです。
わたしには1週間違いで生まれた同い年のいとこがいます。
大叔母の用意してくれたプレゼントは可愛いフリルのシャツでした。
その時言われたのは「いとこちゃんは色が白いからピンク。わたしは色が黒いから黄色」でした。
幼稚園生ながらに「はあ?」と思った思い出です。
わたしもピンクがよかったのに。それからずっと黄色が嫌い。
なので、色分けと言うシステムが嫌いなのかもしれません。
もうブルベイエベ辞めませんか?
メイクレッスンの受講生さんにも言っています。
「お肌の色は自分で作れます、好きなお洋服を着てください。それに合わせたメイクを考えましょう。」
指針にはなるかもしれませんが、とらわれることはないですよ。
自分の好きな髪型、色、洋服、スタイルぜひ貫いてみてください。